水掛菜(漬物)のおいしい食べ方


野菜類まめ知識@

みずかけな 生葉

野菜が不足する冬季に出荷される「冬菜」の一つで,涌き水を利用した水田裏作として栽培される。直接青菜を刈り取った「刈菜(かりな)」と,伸び始めた董を摘み取った「董菜(とうな)」があり、害虫のいない時期に作るので農薬を使いません。一般には董菜を漬物等に加工することが多く2月中旬から3月の早春の頃、茎を摘みます。

野菜類まめ知識A

みずかけな 塩漬

塩で漬けるだけのもっとも基本的な漬物である。塩漬けは腐敗を防ぎ食品を貯蔵するためのほか、繊維を柔らかくし、微生物による発酵をコントロールする目的で行われる。

















漬物でいただいた場合のお召し上がりは

漬物の場合は、水道水で洗い細かく切って食卓へ。(味の素を振っても良し)
無添加物のため4〜5日でお召し上がりください。
食べきれない分は、漬汁と一緒に空気を抜いて冷凍保存もできます。
届いてから日数が経ってしまうと漬け汁に臭いがつきます、そうしたら変色した水菜を真 水でよく洗って、細かく切った董菜を、油・だしの素・みりん・砂糖・七味で炒めます。(これは必殺の珍味です。)




生葉でいただいた場合のお召し上がりは

 生葉は、茎からゆで上げ削り節をふりかけたり、またマヨネーズをつけても美味しいです。
 生葉を漬物にする場合、1キロに対し約35gの塩で葉をよく揉み漬けます。
 少量の場合、塩を振り水を少し加えてビニール袋に詰めて
真空パックでも漬けることができま す。
一晩で水を上げて2〜3日で食べれます。




みず菜・水掛菜?って何?
 野沢菜によく似ていますが、収穫時期はわずか1ヶ月間で厳寒の静岡県東部の北部地方のみの特産物です。そのため市場に出まわるのもこの時期だけです。きれいな湧き水と安定した水温・成分と恵まれた環境にある阿多野用水から注がれる(上)阿多野産の《とう菜》が重宝とされています。やわらかい茎を1本づつ手で摘みとり、みずみずしい状態で丁寧に漬け込みます。
量産されていませんので、それぞれの生産農家の味が特徴と思われます。